WBCでは、日本の4番を村上選手が任されているが、ホームランどころかヒットも出ておらず、不振が続いている。しかし彼は昨年、三冠王と王選手の年間ホームラン数を超えた実力者である。なぜ日本チーム内で一番打てていないのだろうか。
今回の日本チームメンバーは、大リーグでもトップクラスの選手や過去の世界大会(オリンピックや過去のWBC)で活躍してきたベテラン選手が多く、会えるだけでもうれしくなるようなスーパースターばかりである。その選手たちの中で、とても若く世界大会の経験もない村上選手に4番をまかせ、誰よりもバッドで結果を出すことを求めるということは、本人にとってこれ以上のプレッシャーはない。今回の監督は、人の気持ちというものがわからないのだろうか。それともそこまで気が回らないのだろうか。監督の周りには、監督を補佐したり進言したりできるような人もいないのだろうか。村上選手の打順を4番にせず、3番や5番にして彼の気を楽にさせ、実力を発揮できるようにしたほうがよい。というか、日本のためにそうしないといけない。
サッカーのワールドカップで日本がPKとなった時も、ボールを蹴る順番について、選手自身に大きな責任を負わせることで最も選手たちを緊張させる「立候補制」を監督がとり、案の定の結果となった。日本選手たちは緊張し外しまくって負けた。監督は素晴らしかったと、もてはやされているが、日本が次のステージにいけなかったのは、個人的には現実(人の実際の気持ちなど)を把握できなかった監督が原因だと感じている。
サッカーでも野球でも、監督の采配は結果に直接表れてしまう。材料が最高でも料理人が三流であれば材料のよさは無くなるというようなことが、漫画の「美味しんぼ」に描かれてあったのを思い出した。
〈追記:昨夜のチェコ戦では、村上選手は今大会15打席目にして初めてのヒットを1本だけ打った(1塁打)。4番にしておくことは彼にもよくないが、日本にとっても相手に4番で毎回1アウトをプレゼントするというハンディを負うこととなり、日本は試合には勝つだろうが厳しい試合となってしまう。今晩の試合からでも、彼を4番から外してあげてほしい〉