昨日、JR川越線で3時間にわたって車両内に乗客を閉じ込めるという事案が発生した。3時間、トイレもない車両に立ったまま閉じ込めておくことは拷問に等しい。このようなことは、全国のどこかで定期的に起きており、なくなることがない。

 全国の鉄道会社は、「2時間以上、乗客を車両内に閉じ込めてはいけない」というルールを作らない限り何度でも繰り返すとこのブログで訴えてきたが、実現することなくこの拷問はずっと続くのだろうか。なぜ政府は動かないのか。

 ちなみに「2時間以上、乗客を閉じ込めない」ということは、1時間30分ほど点検や修理などをしても運行再開ができないのであれば、1時間30分後から乗客を降ろしたりシャトルバスを手配したりする準備に取りかからなければいけないということである。