歌番組も旅番組のゲストも街歩きの進行も、そしてバラエティもドラマも、ジャニーズと秋元氏の坂道グループとお笑い芸人ばかりになってしまった。テレビをつけると、ニュースやドキュメント番組以外には、ほとんどこのうちの誰かが出ている。
ジャニーズはジャニーズで、坂道グループは坂道グループで、歌や個々の外見、キャラ、雰囲気などが似ていて年配者には区別もつかず、いい加減に飽きてしまう。お笑い芸人たちも、みんな大学生のノリ(つまらないのにキレたように大声を出してバカ騒ぎし、身内で笑いあっているだけ)で、うるさくて疲れるだけだ。
ジャニーズと秋元氏と吉本興業だけのテレビだとつまらない。日本の芸能文化が狭く凝り固まり、単一化されて、どんどん後退していく。来年は、テレビ局と芸能事務所の長年のしがらみや癒着、事務所の圧力による出演を半分以下に減らし、所属事務所に関係なく能力や個性のある本物の歌手や俳優が生まれてこられる環境、テレビに出演しやすい環境づくりに変えていってもらいたいと願うのである。
年末は歌番組やバラエティ番組が増える。似たような男性グループ、女性グループの歌や踊り、キレ合戦の似非お笑いはもう見たくない。