政府が誤った政策や不正を隠ぺいすることなどを決定し、国民やマスコミ、専門家などから非難が起きた場合、総理大臣は「丁寧に説明していきます」という。

 決定した内容が不適切なのに、それを「丁寧に説明していく」というのは、「言葉によって何とかごまかしてみせます」と言っているようなものである。

 このような論理の発言は筋が通らないので小学生でも言わない(比喩や皮肉、悪口ではなく、本当に)。

 政治家による「説明責任(を果たすことで無罪になる)」と「(悪事がばれた後の)このまま仕事を続けていくことが責任を果たすこと」、そして「閣議決定(身内で決めちゃったよ~♪)」に続く、第四の無意味で自己保身の悪意ある言い回しである。