スポーツの試合で負けた選手やチームが、悲しんだり悔しがったりする姿をよく目にする。
それを見るにつけ、私は「この人たち(チーム)は、120パーセントの力で練習をしてきたのだろうか」、「120パーセントの力で試合を行ったのだろうか」と思う。
これ以上練習(準備や分析、作戦、セルフコントロールなども含め)できないくらい練習し、これ以上全力で試合をすることができない全力を出しきって負けた選手やチームは試合後も納得でき、すっきりして終わるのではないのだろうか。たまに泣いている選手もいるが、手を抜いて練習していた自分、作戦や分析などに落ち度があった自分に対して悲しんで泣いているとしか思えないし、実際そうではないのだろうか。
特に日本のサッカー選手には、ビッグマウスが多すぎる。能ある鷹は爪を隠しながら、黙ってすばらしい結果だけを当然のごとく残していくものである。