「ちむどんどん」が今日で終わった。最後の盛り上がりは歌子が突然熱を出して入院してみんなが心配するが、最後は治ってハッピーエンドという、とってつけたような盛り上がり場面だった。
長期にわたって伏線があり、最後にそれが解決するような主題に迫る盛り上がり場面であってほしかった。
それにしても、最終回も「にーにー」は何を言っているのか半分くらいはわからなかった。言葉を発しているのではなく、犬が吠えているようにしか聞こえない場面が多かった。声も大きいし、とても疲れた。
さて、来週からは大阪が舞台の新しいドラマが始まる。また方言をずっと聞くことになりそうだ。私は方言に対する偏見や差別はなく、どこの地方の方言でも耳にすると「いいなあ。素敵なだあ」と感じていたが、今回「ちむどんどん」をずっと見ていて、はじめて「方言は疲れるなあ。もう聞きたくない」と思うようになった。今回のドラマでは、意味の分からない方言があまりにも多かったし、若者なのにやりすぎじゃないかと思うくらいイントネーションや方言が目立ったためだと思う。
今度の大阪弁の朝ドラでは、ストーリーよりも方言が主役にならないよう、ほどほどにしてもらいたい(不自然な演出にならないように)。