プーチンが出した部分的動員令から逃れるために、海外へ脱出する人が増えているという。
今まで何も言わずに平穏に暮らしていたロシア国民も、ついに戦争に反対だと言い出したり国を離れたりし始めた。ロシア国民は、本当に戦争に反対なのだろうか。戦争に反対なのではなく、相手を殺すことは黙認するが自分が殺されることはいやだということではないのだろうか。
沈黙してきた数か月間の間に、どれほどのウクライナ国民が殺され拷問され街を破壊されてきたのか、多くのロシア人は自分のこととして考えてもらいたい。
自分の尻に火が付いてから「戦争反対」と立派な建前を言い出すのは、ズルすぎるだろう。戦争云々ではなく、「自分は死にたくない、戦場に行きたくないからロシアを脱出したい」と正直に言えば、とても納得できるし迎えることもできる。その後、ロシアという国や国民性はどのようなものなのか、よく考えて新たな国で第二の人生を送ってもらいたいと思う。