政府がマスク着用の緩和を発表してから、何人の人か感染し、何人の人が重症化し、何人の人が死亡したのだろうか。陰性になった後に後遺症で苦しんでいる人の数も煙の中である。
この被害は天災だろうか。人災だろうか。多くの人々がなくなることは、どうしても防げないものだったのだろうか。「多少人が亡くなっても早く経済を元に戻す」といえば、とても納得できて賛成できるが(個人的にはその判断は間違っていると思うが理解はできる)、「人命第一に取り組んでいく」と嘘をつくから論理が理解できなくなり、全く信用できなくなるのである。「嘘つきは泥棒(犯罪者)の始まり」である。
堂々と本当のことを言うことで「悪い政治家だ」と思われるかもしれないが、それに嘘がプラスされるよりは悪いことを重ねることにもならないし、むしろ正直者で信用できる。嘘をついて国民をだますことが最もよくない(確信的行動だから)。
感染者数が過去最高になっている今、行動の規制緩和から様々な旅行割りへと進んでいる。政府はやりたい放題だし、その犠牲となる国民は大喜びだ。反対している私や医療関係者やごく少数の一般市民だけが、蚊帳の外のように感じられる。あまりかかわらず、自分の健康だけをしっかりと守って生活していきたいと思う。