私は旅番組が好きでよく見るのだが、残念なことがある。
テレビ東京のバス旅のような単発での旅番組では見られないが、定時に放送されている旅番組の中には、番組最初の音楽がとても嫌な音楽に感じられるものがあるのだ。
例えば日曜日の朝、日本テレビで放送されている「遠くへ行きたい」は、不安を掻き立てるようなメロディーで番組自体を見たくない気持ちにさせられる。作った人が永六輔氏だから何十年も使われ、今後も使い続けるのだろう。そのようなことは視聴者には関係ないのだが。視聴者は楽しい気分で見たいだけである。
同じく日曜の朝にNHKで放映されている「小さな旅」は、さみしく悲しいメロディーだ。旅番組なのだから、気分が高まってくるようなワクワクする明るいメロディーにしてくれれば毎週楽しみに見るのだが・・・。せっかくの日曜の朝から聞くような曲ではない。
平日の朝にテレビ東京で放送されているハーフタイムツアーズは、「死ぬまで生きるだけ~♪」といった歌詞で、生きる希望もない投げやりの人生のような曲だ。なぜ旅番組に退廃的な曲を選んだのか、不思議でならない。
さらに言うなら、気の利いたことを話せない芸人や若手男性グループ歌手などコネと思われるようなゲストを出演させたり、過度な演出(つながりがわからなくなるほどのCMによるぶつ切り構成や繰り返し映像等々)をしたりすることも、旅番組ではやめてもらいたい。
テレビ局は自分たちの都合ではなく、もっと視聴者の立場に立って番組作りをしてもらいたいと思うのである。