内閣改造で、新たに大臣となった人々は喜び、お祝いの電話やメールもたくさん届いているという。

 何がめでたいのだろうか。何を浮かれているのだろうか。以前、青いドレスを着てはしゃぎ、目にみえる成果も出さずに去っていった元少子化担当大臣が思い出される。

 一方、再び大臣となった大臣経験者たちは、傲慢で強気な態度をとることで余裕や能力があるように見せようと必死のように私には見える。かわいそうで見ていられない。自分の願望や本当にやれるかどうかもまだわからないことを堂々と言わなくてよいから、だまって結果だけを出せばよい。

 政治家たちの一つ一つの言動をみていると、一般国民の間では恥ずかしいこと(はったりをかましたり、自慢をしたりすること)、幼いこと(自己中の詭弁、ごまかし、悪事、証拠隠滅、責任転嫁・・・等々)として、皆が気をつけていることばかりではないだろうか。

 マスコミもマスコミで、今回の内閣改造は「めだま」がないと報じているところもある。お祭りやイベントと勘違いをしているのではないだろうか。能力に関係なく、若い新人や女性がいればいいのだろうか。癖のある目立った人を入閣させれば、うけるというのか(実際、国民には受けるのだろうが)。

 私は、誠実で力のある政治家を集めるためには、政治家の給料を手当も含めて地方公務員の8割くらいにするのがよいと思っている。そうすれば、今のほとんどの政治家は去り、今後立候補者には強い志を持った他意のない人だけが集まってくるだろう。できれば、国民が面白半分に芸能人に投票したりコネや握手してもらったからなどの理由で投票することを避けるために、立候補できるのは「国政に生かせる経験、又は能力のある人(医者や本物の学者、元知事など)」といったある程度の制限を決めた方がよいと思う。

 私には、政治家のこともマスコミのことも国民のことも、よくわからない。もしかしたら、今の政治や経済がよいと思っている人が大多数なのかもしれない。しかしもし変えたいのであれば、何か新しい努力をしなければ、これまでの日本政治が繰り返されるだけであろう。