コロナによる今日の死者は122人だった。政府が経済最優先さえやめれば助かる命であった。状況が変わらないので、明日も明後日も同じ程度の人々が亡くなるのだろう。いや、今後感染力がBA5の3倍と言われるケンタウロスが広がり、政府が引き続き経済最優先を続ければ、1日で亡くなる数はさらに増えると予想される。

 このような状況の中、政府はまた新たな宣言を出した。覚えられなかったが、「○○対策宣言」のようなものだった。緊急事態宣言との違いを記者に問われ、官房副長官は「行動を制限するものではない」と強調していた。ここまで広がったのは、政府が国民にマスクを外したり自粛を緩和したりするよう呼びかけたことが大きな原因だろう。それなのに、行動を制限するものではないとわざわざあらためて訴え、政府は国民の命をどうしたいのだろうか。自分たちがやっていることやその効果がわからず、思いつきで感覚的に行動しているように私には見える。

 確か、「緊急事態宣言」の1つ前のレベルもあったのではないだろうか。どうしても緊急事態宣言を出したくないのであれば、その宣言をだせばいいだろう。いくら新しい宣言を次から次へと出しても意味はない(マイナスの意味はあるが)。言葉ゲームでお茶を濁すのは、もういい。行き詰るとすぐ始める。いつも政府が言っているように、国民の健康や命を守る現実的な行動をとればよいだけである。経済は二の次で、本格的な経済活動をスタートすることなんて、いつでもできるのだ。