安倍元総理大臣が死去した。失血死だった。
心臓の壁に大きな穴があき、動脈も何カ所か傷ついていたという。現場ですぐに心臓マッサージがされていたが、繰り返し強く心臓を押すことで心臓にあいた穴や傷ついた動脈から血液がどんどん体内に流れ出てしまったということはないのだろうか。穴が大きかったのは、何度も何度も心臓を強く推したためという可能性はないのだろうか。
またSPは、一直線に安倍氏に近づいてきた犯人を静止したり、一発目の後に安倍氏を守るような行動をとったりはしなかった。撃たれた瞬間の映像を見ると、2発目を撃たれた瞬間はSPも含め安倍氏の周囲にいる全員が犯人の方を見ており、安倍氏に覆いかぶさって彼を守るSPは一人もいなかった。安倍氏が倒れた後に、前を向いたSPが気づいて安倍氏に駆け寄っている。事前の打ち合わせ不足や練習不足ではなかったのだろうか。
各段階での対応にミスはなかったことを願いたい。単なるミスや能力の低い人を配置していたために安倍氏が亡くなった(防げた殺人を防げなかった)、となっては悔やんでも悔やみきれない。