「教育を無償化します」、「消費税を廃止します」・・・。本当?。断言して大丈夫?。

 今、立候補者は言いたい放題である。街頭演説を聞き、それを信じて投票する国民も結構いるだろう。立候補者は、嘘をつき国民をだまして当選することがあってはいけない。詐欺行為となってしまう。

 聴衆の近くに行ってグータッチをしている立候補者も多い。そもそも、国や国民生活を任せる人を選ぶ国政選挙は、親しみを感じさせて投票させるような性質のものなのだろうか。立候補者は「お願いします!お願いします!」と、声を張り上げこれでもかと頭を下げて連呼するが、お願いして投票してもらうようなものなのだろうか。

 NHKニュースで長々と街頭演説の様子を流しているが、政治家(立候補者)もマスコミも、いったい何をしているのか、私にはよくわからない。ほとんどの立候補者の訴えたことが政治に反映されることはないだろうし、国民の願いが国政に反映されることもあまりない。官僚や一部の議員(派閥の長など)の意思で物事が決まっていく。この点を指摘された政府は、国会議員を選んだのは国民だから、議員が集まって決めることは民主的といえると言う。しかし、それは全国会議員が国民の意見を誠実に聞き、真摯に考慮し、利害や派閥の圧力なしで、国民の願いと現実的バランスについて真面目に議論をするという前提の上での話である。

 政治家やマスコミは、「日本は民主国家なのである」と内外(日本国民や海外に対して)にアピールしたいから個々の立候補者の演説内容を大々的に取り上げているように、私には見えてしまうのである。