憲法改正の議論をしようという流れがある。私は、憲法9条の改正につながり、それが結果的に戦争への道筋となってしまう危険性を感じている。世界には、話し合いでは自己中は通らないから実際に戦争をして自国のために利益を得たいと考えている国がいくつもある。日本に対して挑発もしてくるだろうし強硬な行動もとってくるだろう。その時に現行の9条が「人間の願い」として光を放ち、日本人に理性を呼び起こさせ、戦争回避に導いてくれるように思う。
このように書くと、「では、今近隣の国が実際に日本に攻めてきたらどうするのか」「中国が台湾に軍事侵攻してきたらどうするのか」という声が聞こえてきそうだが、そうならないために皆が知恵を絞り建設的な話し合いを真剣に行うことが必要である。その場合、戦争が始まってから急いで考えたり話し合いを持ったりすることは手遅れで、非常に良く無い。なんでもそうであるが、事が起きてからではなく事が起きる前にやることが重要であろう。その場合、お互い多少の妥協も仕方がない。もちろん、決まったことは明文化し厳しい罰則も決めておいたほうがよい。
「力には力を」では、後は武力のエスカレートしかなくなる。