障がい者がスポーツなどで頑張っている姿を見て、涙を流したり極端に感動したりすることは、障がい者に対して失礼だと思う。見下していたのだろうか。本人にしてみれば、「オリンピック選手同様できる範囲で頑張っているだけなのにバカにするな」という思いではないだろうか。。

 人間には能力的(知能指数など)にも身体的(身長差やケガなど)にも個人差がある。全く同じ人はいない。自分が持ち合わせているものを使ってみんな頑張って生活したりスポーツなど何かに取り組んだりしているのだ。それが普通の姿である。他人が同情したり嘲笑したり感動したりする話ではない。比較する意味はない。

 パラリンピック期間中に、障がい者に対する見方についてよく考えてもらいたい。