先日車を運転中、パトカーに乗ってきた警官に止められ、「運転する時はシートベルトをしてください」と大きな声で威圧的に言われた。驚き呆然としていると、どんどん声が大きくなっていき、このセリフを何度も繰り返して言ってきてとても怖い思いをした。年配の無神経そうな人だった。訳が分からず黙って聞いていると最後に免許証を見せてと言われたので渡したら、それをもってパトカーに戻り、若い女性警官と一緒に紙に何かを書いていた。何が起こったのかわからなかったが、違反切符をきられているのかもしれないと思い、免許証を持って戻ってきた年配警官に訳を聞いたら、シートベルトをしていなかったという。私はベルトをやっていたので、とっさに「それは嘘です。きちんとやっていました」と言ったら、パトカーの方に戻り、新人のような女性警官と話をしていた。その後戻ってきて、「シートベルトをきちんとやっていたようだから今日はいいから」と言って解放された。「今日はいい」のはあたり前で、暴力団や不良のような態度で脅されてとても怖い思いをさせられたことについての謝罪はなかった。
ことのてん末を想像すると、若い女性新人警官と年配警官が一緒にパトカーで見回りをしていて、シートベルトをしていない人を見つけた!と新人警官が見間違えて年配の警官に伝え、それで年配警官が私のところに詰め寄ってきたのだと思われる。いきなり怒鳴って威圧的に向かってきたのは新人警官に、違反者に対してはこう対応すれば素直に認めるという見本を見せようとしていたのではないかと思われる。
悪いことをした犯人が逃げたり、現行犯で泥棒を捕まえる時など、明らかに悪い人を捕まえる時には警官が犯人を威圧して大声を出したりするのはあたり前だと思うが、まだ事実を確認をする前の犯人か犯人じゃないかわからない状態の一般市民に対し、いきなり怖い態度をとるのは許されることではないと思う。今の日本の社会で、健全な一般市民に対して威圧的な態度をとるのは暴力団と不良と警官だけではないだろうか。警官はその部類に属する人々なんだなあと、今回のことで認識した。半世紀以上生きてきて、このような対応を人からされたことはなかった。とてもショックで悔しくて一生忘れられない悲しい思い出になってしまった。
もちろん、初めに質問したり事実確認をしたりするまともな警官もたくさんいるだろうが、私は今回のことで「警察官」が嫌いになった。これが人の感情というものだろう。これからは警察に協力もしないし、今度間違って怒鳴ってきたらゆるさずに徹底的に警官のミスを攻撃してやろうと思った。能力がない警官ほど、いきなり威圧で来るのだろう。
唯一の救いが、年配の警官が一度パトカーの方に戻って新人らしき警官と話をした後(新人警官に間違いがないか確認したのだろう)、新人警官を守るために年配の警官が嘘を押し通すということをしなかったことだ。自分たちの勘違いを認め、罰則はなかった。もしこの年配警官が本当の悪人だったら、新人警官が認めたミス(勘違い)を隠し、ひくにひかれなくなって私を犯罪者にしたであろう。一般市民は誤認逮捕されても、何もすることはできない。警察のされるがままだ。今回、死刑囚が実は無罪だったという話も確かに十分おこりえると思った。
警官は一般市民に対して自由に威圧することも許されているようだし、何もやっていない人から罰金を取ったり逮捕したりする権限もあるようだ。恐ろしい存在だ。もしそうならば、警官に対する教育をもっともっと徹底しなければいけないだろう。