去年の都道府県魅力度ランキングで群馬県が44位になったことを受け、山本一太知事が「県民を侮辱している」と法的措置も含めた検討を始めたという。
埼玉県は、映画まで作られて馬鹿にされているのに、知事も県民も怒るどころか笑っている。なぜかというと、実は自分の県にはいいところもたくさんあると思っているからであろう。
群馬県民も怒ってはいないと思う。素晴らしい温泉がいくつもあるし、スキー場もあるし、実際住んでいて嫌な思いはしていないはずである。それなのに知事がマジギレすると、ランキングの通り群馬にはいいところが全くないひどい県だと自分は思っているといっているようなものだ。群馬県や群馬県民に対してひどいことだと思う。それよりも、群馬県知事が本気で怒って見せたら、45位以下の県の立場はどうなるのか・・・。失礼だろう。
このランキングは、国が出す正確な統計のようなものではない。どの都道府県の人も、みんな笑ってみているようなランキングだ。このランキングが正確で客観的な事実だと心の底で思っているのは、彼ぐらいではないだろうか。