岸田総理が、東京都への緊急事態宣言について「現時点で国としては検討していない」 と語った。

「現時点で発出はまだ早い」とか「現時点で発出はしない」というならわかるが、過去にないほど感染が拡大しているのだから、せめて日々「検討」(=物事をよく調べて考えること)だけはしたほうがよいだろう。というより、検討した結果として「宣言をまだ出さない」という結論に至ったのだろう。

 3回目のワクチン接種も、やはり先進国の中では日本が一番遅れているという。1回目の接種も先進国の中で最も遅かったが、時の菅総理大臣は、後半1日〇万回?の接種ができたのは日本だけと胸を張る。今でも菅氏がテレビに出てくればその自慢話が始まる。しかし、それによって接種率が他国にようやく追いついただけだし、しかも遅れた分だけ多くの人が感染して苦しみ後遺症を患い、そして多数の死者を出した。それが誇れることなのか。

 歴代の総理大臣をはじめ、政治家達が言うこともやることも、私にはもうわけがわからない。小学生と話しても、そんなことは1度もないのに・・・。小学生と政治家は何が違うのだろうか。