卓球の伊藤美誠氏が、今後は混合ダブルスに出場しないと表明。そして、「水谷選手とでなかったら中国人選手に勝って優勝できなかった。他の選手には申し訳ないが、自信を持って言える」と語った。
そういうことを言うかなあ。他の選手に申し訳ないようなことを言ってはいけないだろう。言ったら悪いと自覚しながら自信をもって言いきれるところがすごい。事実なら何を言ってもいいわけではない。
若いうちにトップ選手となりチヤホヤされると天狗になる(傲慢になる)という見本のようなものである。もはや彼女に注意ができるのは両親ぐらいしかいないだろう。美誠氏の「誠」の字は、ご両親が「誠実に育ってほしい」という願いでつけたものだと思う。彼女がさらにステップアップし、個人戦で世界一になるためには、謙虚さ(中国のリーグで学ぶなど)や他人への優しさ(真の精神的強さ)が重要ではないだろうか。