けさ橋下弁護士が出演している情報番組を見ていたら、濃厚接触者を施設や自宅で待機させても、飲食店での飲食の人数を4人までにしても、他の部分で感染が広がるので(学校や職場、イベント、街中等)、合理性がないとかバケツに大きな穴が開いているのに小さな穴をふさごうと頑張っている(「だから待機や4人制限が必要なのか」)という主張がされていた。
私も事実認識は同じだが結論は異なる。大きな穴の対応が重要で、それでも漏れてしまった時には小さな穴対応を素早く行うというのが私の考えである。つまり、世界中で流行っている時に世界中から人を入国させないということからはじまり、感染が広がってしまった時は、経済活動を平常時と比較して考えるのではなく、感染者数とのバランスで経済活動の抑制対策を考えた方がよいということである。これまでずっと経済活動が上回っているから、小さな穴もふさがずに感染者数が増加してきた。
未知のウイルスに向き合う時は、まずは大きな穴をあけなようにし、それでも小さな穴が開いたときには個別の素早い対応ということが重要だ。