韓国が反論する時は、よく「歴史に基づき」という言葉を使う。
その韓国というのは、日本機にロックオンをしておきながら、「日本は韓国機に対してロックオンした」と、歪曲ではなく0から話を作り上げることもできてしまう国である。中国やロシアは、自分たちの都合のよいように歴史を歪曲するが、0から話を作りあげることはない。そのような国が作る「歴史」というものがどういうものになるのかは、想像するに難くない。
韓国側が、「(韓国が作り上げた)歴史に基づいて」と口にした事案については直接的には無視をして、国際司法裁判所など客観的な判断ができる場において法的な対応を淡々と行っていくのが、事態を悪化させないことになると思う。
「武器を持たない戦争」と言われる「外交」において、日本だけは「思いやり外交」をやっているのでどんどん国益を損ねている。韓国のみならず、ロシア、中国、そしてアメリカまで(米国の圧力によって日本は半導体を捨てた)、日本は強く出てこれないと軽く見て好き放題にやってくる。日本人のやさしさや思いやりが通用するのは国内だけで、外交においては全く別の態度で臨んだ方がよい。デジタル庁や子ども庁など無責任(責任感のあるトンチンカン?)な菅氏発案のものはいらないから、外務省とは別に強靭な外交折衝や外交報道専門の外交安全対応庁のようなものを設置した方がよいと思う。