国際政治学者や法律の専門家(弁護士)が、テレビ で国民に向かってオミクロンの感染について語る。これにはどういう影響があるだろうか。
専門家というのは専門外のことについては近所のおばちゃんと同じ程度の情報や知見しかなく、提言が将来的総合的に正しかったりベターだったりすることが保証されているわけではないのに(ただの素人の感想と同じなのに)、国民は「専門家」ということで彼女らが話すことはすべて「正しい提言」と思い込んでしまう。専門家というのは本来そういう仕事なのだから当然である。私もずっと深く研究や調査をしてきた専門家が言うならそうなのだろうと思う。専門家が専門外のことをテレビに出て国民や政府に対して話すようになった今の流行は非常に良く無いことだろう。
わかりやすく言うと、背負っている看板(身分)によって国民をだまし「正しい知見だ」と信じ込ませてしまうという点で、芸能人や評論家が話すよりも余計にタチが悪い。専門家が話す「知見や提言」と、芸能人や評論家が話す「感想や希望」は全く別物なのであり、そうでなければいけない。テレビに出ても専門外のことを平気で無責任に話す人は、専門の能力もない人だと思う。例えば尾身会長などはテレビ番組に出演して、ジョコビッチ氏や神田沙也加氏のことについて語ったりしないだろう。金儲けめあての本当にひどい自称専門家になると、保険会社のCMに出たり(ある大学の名誉教授)、対談番組に出たりしている。国民は偽物を見破る目を養う必要があるだろう。