例えば、橋下氏、ヒロユキ氏、古市氏、 三浦瑠麗氏、岡田晴恵氏、堀江氏など、世論に対し積極的に自分の考えを発信し、個性的なので影響力が大きい人物が何人かいる。この人達の考えを聞いていると、おかしいなあ、局所的な正論だなあ、と思うことがある。私が正しいとは言えないが、世論形成につながるようなテレビでの発言をする時には根拠や証拠、正しい論理、総合性(部分的な正論であってはいけない)、客観性が必要だ。
もし本当に彼ら、彼女らの言う通りにした場合、どのような危険性や不利益があるか等、誰かが監視・検証をしていかなければ、たった一人の無責任な発言で国や国民が流れ、余計な不利益を被ったり多くの命を失ったりすることにもつながりかねない。
監視する人、機関として、矛盾しているが彼らを利用しているマスコミ、特に正統派の新聞社が論説などで指摘し、世論がおかしい方向や不確かな方向へ偏らないようにコントロールしなければいけない。たしかに新聞社も偏っているが、たった一人の思いよりはまだ客観性があるだろう。
今日本では、政治家や世論形成をしているコメンテーターを批判的に見ることによって国が間違った方向へ行かないようにする機関が、残念ながらマスコミしかない。マスコミも視聴率主義の「情報番組」を抱えているので客観性に乏しかったり身内に甘かったりするが、情報番組と分けて新聞やドキュメンタリー番組等では、しっかりと政治家やコメンテーター、マスコミへの批判をお願いしたいと思うのである。だって、そこしかやる機関がないのだから。警察でもないだろうし、政治家がやったらおかしくなる。例えば有志の弁護士が集まって政治家やマスコミの不正や悪意のある行動を指摘し、違法まがいのことは告発していくような団体を日本の社会に位置付けてもよいと思う。