はじめてオミクロン株による死者がイギリスで報告された。それを受けて、早くも「風邪でもインフルエンザでも死亡者が出る」(だから安全だ)という発言が掲示板でも見られた。しかしこの言い方は、テレビの情報番組でもよく耳にする。
私はどうしても信じられないので、本当に新型コロナウイルスによる死亡者と同程度の人数がインフルエンザでも亡くなっているのか調べてみたら、平成 21年に世界的流行となり、日本でも多くの人々が免疫を持っていなかったため大流行となったことがあるという。その時は発生後約1年で約2千万人が感染し、入院患者数は約1万8000人、死亡者は203人だったという。新型コロナウイルスによる国内での死者は昨日の時点で1万8373人である。やはり、インフルエンザよりもはるかに死者は多い。
確かに、未だによくテレビに出ている社会学者も、新型コロナの流行当初は「インフルエンザよりも安全だ」と多くのテレビに出て繰り返し嘘を流布し、国民の予防への意識を削ぎ、自粛を弱めさせた。それによって、何人もの芸能人を含めた多くの人が命を落とした。この社会学者は逮捕されないのだろうか。
話を戻すと、なぜいまだに「新型コロナウイルスは怖がることは無い」、「インフルと同じだ」、「過敏になりすぎだ」という考えが無くならないのだろうか。現在だって、ヨーロッパや韓国では感染者が増え続け多くの人が日々亡くなっているではないか。訳の分からないおかしな人は、いつの時代にも必ず存在し、いなくなることは無い。そしてマスクもせず、嘘をテレビやSNSで広げて喜んでいる(社会学者も言う時は笑顔だった)。国民に迷惑をかけ、命を奪う行為であれば、多くの人の命を守るために本当に逮捕した方がよいと思うのだが、何でも言論の自由で許されるのだろう。しかし、言論の自由にも人権にも表現の自由にも限度があるだろう。他人に迷惑をかけてもよい「自由」はない。そのような自由を世間では「わがまま」という。