「世界で最も影響力のある女性100人」に、アメリカのアマゾン創業者の元妻が首位に選ばれた。どうやら、多くの団体に寄付をしてきたことが認められたらしい。

 大金を稼いでいる芸能人やスポーツ選手が寄付をしたという話をよく聞く。大金を稼いでいる人は、収入の半分くらいを税金として払っていると聞いたことがある。もし寄付の金額より税金の金額の方が高くなるのであれば、寄付しようと考えるのは当然のことである。寄付をしないと資産が減るので、むしろそうしない方がおかしい。

 このアマゾン創業者の元妻の思いはわからないが、一般的な話として金持ちが寄付をする一番の目的が自分の資産を守るためだとしたら、寄付したことを公表して周囲から称賛されたり表彰されたりすることに、どうも納得がいかないのである。ゆがんだ目的による自己満足ではないと思いたい。