2030年冬季オリンピックの札幌市への招致に向けて、議員連盟を発足させ会長に橋本聖子氏が就任することになった。
橋本聖子氏というと、過去に若いイケメン男子スケート選手に対してパワハラ、セクハラをした人である。その彼女がこの前の東京オリンピックの組織委員会会長になったのであるが、もし彼女が男性で地位を利用して若い女子スケート選手に対して同じように唇にキスをしたとしたら、同じように組織委員会会長になれたであろうか。おそらく国内や世界中から非難を浴びて会長などになれなかったと思う。なぜなら、森氏は口で言っただけで辞任に追い込まれたのだから。本当であれば、実際行動でわいせつまがいのことをした人が会長などになることを誰が許すのか。
なぜ橋本氏は過去の行いについて非難を浴びず、東京オリンピック組織委員会会長に就任し、今度は冬季オリンピック招致の議員連盟会長になれるのだろうか。全ては、橋本氏が「女性」ということが理由なのだと思う。私にはほかの理由を見つけることができない。
すぐに男女差別だと騒ぐ人に問いたい。これはまさに男女差別ではないだろうか。女性だから許される、女性だから大目に見る、女性だから能力がなくても半数は採用しよう(合格にしよう)等、本当に差別が嫌いな人達(特に女性達)はこのような逆差別に対しても怒りを感じないと、私は論理的に納得ができないのである。