自民党総裁選候補者4名がテレビに出たおして、いろいろと話している。見ていると恥ずかしくなるような茶番劇である。

 いったい何の意味があるのだろうか。悪いことを言うはずもない。みんな可能な限り立派な理想を言い続けるだけである。実際にできるできない、やるやらないに全く関係なく・・・。総理となった後に、やっていることと以前話したことと違うと指摘したとしても、詭弁や言葉のごまかしで終わらせられる。それに対し、ふぬけのマスコミは反論すらできない。政治家とマスコミは持ちつ持たれつ、主演と助演の関係だ。

 候補者による訴えや討論など100%意味が無い。誰がなってもやることや、恫喝老人達にやらされることは、同じなのである。まれに、菅総理のようにそれすらもできない人が総理大臣になってしまうこともあるが・・・。

 立候補者達が今現在話していることで決めるのではなく、これまでの幅広い経験や実績、誠実さ、情報収集能力、思考力、判断力、リーダー性、判断力など、過去から判断して決めるしかない。

 しかしこの4人の中だと、安心して国の運命や全国民の命を預けられる人、信頼に足るベテラン議員が一人もいないと感じるのは私だけであろうか。