短絡的な思いつきで突き進んでは後に撤回することを繰り返してきた河野太郎議員であるが、総理大臣になる可能性が出てきた。

 彼自身は、そのことを「私には突破力がある」と流布している。彼の主張であった原発反対についても、「今すぐという話では無かった」といい始めた。これでは、これまでの原発政策と何ら変わりはない。さっそく政治家による不誠実な言葉遊びが始まった。

 ここ10年あまり、いやと言うほど総理大臣の詭弁やはったり、恫喝(声を張り上げての悪口)、嘘を聞かされてきた。もううんざりである。彼が総理大臣になったら、また数年は聞くことになりそうである。もう嫌だ。

 一国のリーダーである総理大臣は、幅広い専門知識と幅広い経験と思慮深さ、そして正直さが必要である。河野氏はいくつ当てはまるだろうか。