大阪府知事が、野戦病院を作ることを表明した。

 自宅で、薬も酸素も投与されずに重症化するのを苦しみながら待つ状況は、認められない。陽性が判明したらT細胞が暴れ出す前にすぐに薬(名前は忘れたが前からある一般的な薬-ステロイド?)を投与することが重要らしいが、自宅待機だとそれも打ってもらえず、効果があるらしい抗体カクテルもやってもらえず、酸素も事実上受けられない。

 自宅で急変すると1時間で亡くなるケースもある。急変しても死ぬ前に病院に入れるかもわからない状況だ。体育館でも簡素なプレハブでもよいから、自宅ではなく、専門家が見守ってくれ、軽症のうちから薬や酸素をもらえる場所が必要だ。

 自分の勝手な思い込みでヨード液を全国から無くして必要としている多くの人に迷惑をかけ、その後もヨードの効果についての説明や謝罪もなく、のうのうとやってきた彼だが、野戦病院を作ることを表明したことは評価したい。

 1都3県でも、可能な限り巨大施設やホテル、体育館などを使って、高度な治療は求めないので陽性者を初期段階から引き受けて、様態に合わせて休ませたりステロイドなどを与えたりしてもらいたい。陽性者を重症化させないようにしないと、重症者がどんどん増えて、病院がますますパンクしてしまう。