宮城県にまん防が適用され、静岡県には緊急事態宣言が発出される見通しとなった。

 宮城県と静岡県は、オリンピックの際に会場に観客を入れて試合を行った。県民や他県の知事からの反対もあったが宮城の知事は逆切れするかのように強行した。県をまたいで観客がやってきたであろう。会場通路やトイレでは密になったであろうし、盛り上がった人々の中には帰りに飲み屋や路上で飲み会をおこなった人もいたであろう。観客を入れた影響がないとは言えない。

 できる限りの対応策を取ったのに感染拡大をしたのであれば、まん防や宣言もやむを得ないが、多くの人々の反対意見を無視して無理やり観客を入れて試合をしたのだから、宮城県知事と静岡県知事は自分の判断が正しかったことを示すために最後までプライドをもって、まん防や宣言の適応を拒否してもらいたい(国からの補償は税金なので)。受け入れるのであれば、軽率だった行動を謝罪し、(パラリンピックなど)今後は同じようなことをおこなわないように誓うことが先である。