オリンピック選手に対して、レポーターやアナウンサー、コメンテーター達が、「感動をありがとう」という。

 選手たちは自分のために死に物狂いで練習し、試合に臨んだ。赤の他人がそれを勝手に利用して感動し「ありがとう」といわれても、選手たちはポカーンとしてしまうのではないだろうか。中には怒りを抱く選手もいると思う

 選手たちは、誰かを感動させるためにやっているのではない。選手たちの目的を勝手に変えてお礼を一方的にぶつけるなど、選手を馬鹿にしているように思う。