当初、MIKIKO氏が提案した開会式の内容が明らかになった。近未来的のクールで迫力のある演出だった。これを見て、今回の開会式に対する残念な気持ちがさらに大きくなった。
ルームランナーでひたすら走ったり、意味があったのだろうがそれが伝わらない赤い糸のつまらぬ演技であったり、外国人ばかりの歌であったり、ピクトグラムのような地味な題材を選んで一人が体で表現していくというセコセコとした演技を大競技場で行ったりするような演出と、MIKIKO氏の提案した演出には天と地の差がある。
電通やJOC、政府などのご老体たちが、開会式そのものの素晴らしさではなく自己のプライドや他の目的を優先させてMIKIKO氏を事実上降ろしたことが、チープで恥ずかしい開会式を世界に発信することになった原因であろう。
日本は世代交代が必要だ。日本の古い考え方ややり方を改善していくためには、ご老体たちの存在は妨げになる。