南米で、新たな変異種「ラムダ株」が広がっているという。WHOは「注目すべき変異株」に指定し、抗体に対する抵抗力があると指摘している。
オリパラでは、南米からも多くの選手や関係者、報道陣がやってくる。ワクチンを打たない人達も、ユルユルの水際対策を経て日本に入ってくる。ルールを比較的守る日本人でさえ今は誰も守らないというのに、日常からルールを厳守せず暴動も起こしやすい外国人が、日本政府の示す感染防止ルールだけを守るとは思いにくい。
世界の各地で発生している新型変異株が日本で一堂に会し、みなが共有後に自国に持ち帰る。その結果世界各地で局所的に発生していた様々な新型ウイルスが世界中に広がる。様々な変異株が日本で混ざり合って、ワクチンなど全く効かない新型の最強ウイルスができるかもしれない。そうなったら、人類は大打撃を受ける。
デルタ株やラムダ株のように、変異種は次々と現れてきている状況だ。しかも、これまでの変異株より必ず強力になって出てくる。ウイルスが本気で向かってきたら人類の今の化学では勝てないと思う。だから、いままでも新型ウイルスが出てきたら広がったり変異種ができたりする前に、すぐに対応し抑え込んできたはずだ。しかし、今回は皆が慣れてしまって通常に近い生活を送り、どんどん範囲を広げ次々に変異株を作らせている。
誰にもどうすることもできないような強力な変異株ができてしまい、手遅れになってから世界中がロックダウンしても遅い。今はきりがなくなっている。そろそろ最悪のことを考えて、人類は真剣に対応した方がよいかもしれない。
ワクチンを打ってから多くの人が集まった(とされる)G7開催の街ではコロナが広がってしまった。どんな対策をとっても「落ち」があったり守らない人がいたりするから、人が集まるだけでウイルスは必ず広がる。今からでもオリパラは中止にした方がよいだろう。できるだけ迷惑をかけないように中止宣言は早い方がよい。