感染力の強いデルタ株(インド株)が変異したデルタプラスが国内で確認された。ペルーでは、ラムダ株という新しい変異株の話も出ているという。

 来日する選手の中には、ワクチン接種を拒否する人も結構いるという。選手やマスコミ、関係者たちの日本での外出ルールも、守られないことが多いだろう。今回のオリパラのイメージは、世界中から様々な変異株を1つのコップ(日本)の中に入れてかき混ぜ、それをオリパラ後に地球上に巻くといった感じだろうか。オリパラ後には流行していない国々にもすべてのタイプの変異株を広げることになる。さらに日本において様々な変異株が融合し合って新たな変異株が生まれる可能性も十分にある。最悪のことを考えると、従来のワクチンが全く効かず、現代医学ではどうすることもなくなって次々に人々が亡くなっていくような最強の変異株がオリパラ中に日本で作られ、世界に広がり、人類の大打撃になる可能性も否定はできない。やってみないとわからない危険すぎる賭けである。だから、オリパラは中止するべきだった。日本国民だけがどうにかなるという話では無い。

 もし世界がいつか滅ぶとしたら、おそらくそれは核戦争ではなく、新種のウイルスによる可能性が高いと思う。それが今回ではないことを祈りたい。