オリパラ中止の話はマスコミから消え、それによって国民の中からも消えた。ドア・イン・ザ・フェイスという手法らしいが、もちろんそんな知識は政府にないだろう。しかし政治家たちには、自分たちの考えを実現させ、責任を逃れる手法が染みついている。それが国民にばれていようと、堂々とやり続けられる鈍感さも身に付けている。
日本の政治家は、態度が傲慢で記者や国民の質問にもまともに答えられず嘘や詭弁を平気で言い、最後はとぼけたり人のせいにしたりしている。国民から見ると、単に能力のない悪い人達に見えるが、どこの国の政治家もそうなのであろうか。おそらく、今の議員達も政治家にならず一般社会で生活を送っていたら、そのような人にはならなかったはずである。小学生~大学生の頃は堂々と嘘をついたりはせず、大人になってからも社会の中で自分勝手に傲慢に振舞ったりせず、勤務先で責任逃れを続けたりはしなかったであろう。普通の国民のような人生を送っていたと思う。生まれつきの人格ではないだろう。
政治家たちは、知らず知らずのうちに保身のための様々な手法を身に付けていく。それでいて、外交ではそれを生かせない。北方領土も韓国、中国、アメリカとの関係も御覧の通り、他国からいいように扱われている。手法はあるが、能力(思考力や判断力、実行力など)が劣り要領が悪いため、外国相手ではその手法を生かせない。生かせるのは、静かで物忘れが激しく人が良い日本国民に対してだけである。
今の政治家たちの言動や政治状況(独裁政治や多くの違法まがいの行為)を手っ取り早く改善するためには、政治家の収入を地方公務員以下(3分の2程度)にすることであろう。つまり、真に国や国民のために一生懸命働きたいという人に日本の政治をやってもらうということである。そうすると、腹黒い人々はクモの子を散らすように一斉に去っていくはずである。