オリパラは、やるかやらないかの話では無く、やるからどう対応するかの話になっている。
丸川オリンピック担当大臣が、準備が進んでいるから「延期はかなり難しい」と話している通り、今からやめたり時期をずらしたりすることは無いのだろう。本末転倒方式で突き進めばいい!という菅氏の思いつきの通りに物事が着々と進められている。
今朝のニュースで、新型コロナウイルスのインド型変異株が拡大していると報道されていた。厚生労働省によると、前々週21人、前週24人で増加ペースが加速しているという。7月中旬には新規感染者の過半数を占めるとの試算がある。オリンピックの時期であろうか。
オリンピックの時に、いくら政府が感染拡大防止のためのルールを決めても海外のマスコミや選手たちの中にはそれを守らない人がたくさんいるのだから、オリンピックをやったら日本国内や選手たちの間でインド株が広がる可能性は十分にある。ワクチンを打てば重症化しないのかもしれないが感染はするという。症状も出にくくなる。つまり媒介者としてウイルスを広げる役割を担うことにもなりかねない。
オリパラは、もうやるのだろう。今から願うことは、オリパラ中にいっきに多くの感染者や重症者が出て、かつてないほどの医療崩壊がおきないことぐらいしかない。老婆心ながら、選手の間でウイルスが広がり無症状感染者がたくさん見つかった場合の大きな隔離施設はもう準備しているだろうか。菅氏と河野氏だから、すべてが心配だ。