中国で、またコウモリから新型コロナウイルスに非常に近いウイルスが発見されたという。中国ではまだコウモリを使った実験をやっているようだ。
世界中を屈服させたり攻撃したりする兵器を考えれば、核ミサイルは一つの国の一部分しか破壊できないし、世界中からの非難も大きい。化学兵器や生物兵器は使用を禁止されているので、これまた非難が大きい。それでは殺傷能力の強いウイルスはどうであろうか。核ミサイルのような局所的ではなく一国や世界中に自然に広けることができ打撃をくわえる範囲は広大だ。人を介しての攻撃なので、人の移動が必然の今の社会では発信源を特定することも難しく、世界中からの非難をかわすことも可能だ。ワクチンを用意してから世界中に広げることもできるので、自国だけが助かることもできる。最強の兵器だ。
いまG7が行われている。中国の覇権主義に対する共同声明も出る予定のようだ。中国は、軍事的にも経済的にもなりふり構わず頂点を目指している。世界がそれを許すわけもない。中国はますます孤立を深め、攻撃性を高めていくだろう。武器を手にした精神的に未熟な者が孤立を深め、他から攻撃を受けると最後はどうなるか、日常生活を振り返っても世界の歴史をみても、答えは明らかである。
やはり、中国や北朝鮮、ロシアなど一党独裁の国家は自己中心的で攻撃性が強く、世界から見ると非常に危険だ。追いつめられると想像を越えた行動にも出ることができる。欧米は二大政党制の国が多く、比較的健全で、ある程度客観性が担保される。日本は事実上一党独裁に近いので、中国などと欧米の中間くらいの危うさだろう。国内では政治が腐りかけているのもうなずける。日本も早く健全な二大政党制になることを願いたい。
全ては選挙権を持つ国民にかかっているだろう。今の閣僚や自民党三役の面々の顔を思い出してもらいたい。また彼ら彼女らを選ぶのか。議員を選ぶということは国の在り方、将来を決めることであり、自分たちの人生を決めることである。選挙活動の時に笑顔で握手してくれた人や意図的に汗を流して一生懸命選挙活動をしている人、演説で建前や立派な嘘ばかりを言う人、地元に橋や高速道路を作ってくれた人に投票するのではない。政治家は悪くない。政治家を選ぶ国民にすべての責任がある。天に唾するような愚かなことはもうやめてもらいたいと願うばかりである。
中国やロシア、北朝鮮などの体制を変えるためには、大きな戦争でガラガラポンをするしかないだろう。次の戦争の戦後処理(様々な条約)は慎重におこなってもらいたい。とは言っても、数十年たつとまた世界のどこかによどみや力を持った荒くれ者が出てきて、それらをならすために再び戦争が行われる。もちろん戦後処理の結果は必ず正論というわけではなく、勝った者の主張通りの世界となり、負けたものが従うだけである。それが数十年続き、再び戦争でガラガラポンにするという繰り返しなのであろう。かくして戦争は無くならない。日本でも、次の選挙では再び自民党が過半数を取る。人間って面白い生き物である。