党首討論において菅総理は、世界がコロナを乗り越えたと語った。昨日のインドでの新規感染者数は10万人を超えている。マスクを外しているアメリカでさえ、昨日の新規感染者数が約1万4千人、新規死亡者数が約500人である。日本では緊急事態宣言が出され、台湾や韓国では、今もワクチンを必要としている。到底乗り越えたとは言えない。
菅総理の間隔や認識では、会話やコミュニケーションが成り立たない。人は現実を見て人と語り合う。見たことが逆の認識になるならば、その人とまともな会話は不可能だ。
菅総理は、国民の健康、安全が守られなければオリパラはやらないと言ったが、どのような状況であっても、「対策はしっかりと行なっており、健康や安全は守られている」と彼の頭には認識されるだろう。さらに、マスコミ関係者がGPSを置いてコンビニや東京の街に繰り出す可能性があっても、自分に都合の悪い可能性は彼の頭では認識されない。そんなことってありえるのだろうか。実際ありえているので、すぐ政治家を辞めさせて基本的なことを学習する場で学んでから社会復帰させる話だと思う。国民の命を実は何とも思っていない単なる嘘つきならば別であるが。