党首討論が行われる。時間は45分である。その間に野党党首達が入れ代わりとなる。こんな短時間では、菅首相が的外れな回答を3、4回反復すことで、野党党首をあきらめさせ次の質問に行かせるということを繰り返して終わりとなるだろう。すでに抽象的な根性論の回答が5、6個用意されていて、質問の答えに近いものを選んで延々と反復するだけだと思う。まったく意味のない無駄な時間となりそうだ。

 党首討論は、安倍氏の時に野党の質問に答えずにとぼけた回答を繰り返し、これでは党首討論など無駄だということでしばらく行われなかった。今日の党首討論で、廃止が決定的となる。

 最低限、小学生並みの論理(会話のやり取り)は成立させてもらいたい。今度G7にも行くという。威圧的に命令する話ばかりしてきた彼に、対等な立場で他国の首脳たちと世間話やざっくばらんな国際政治の具体的な方向性等の会話ができるのだろうか。私には想像ができない。