接種が始まってから5月21日までの約3カ月間に、接種後亡くなった人は85人だという。新聞やテレビではほとんど放送されない。

 新聞やテレビは、真実を国民に伝えるのが役割ではないようだ。大きな力によって、国民は嘘の情報を与えられている。日本人は、中国や韓国、北朝鮮の国民をみて、「国民は、政府やマスメディアに騙され洗脳されている」と嘲笑するが、日本と何が違うのだろうか。

 嘘や部分的な真実(全体として間違ったこと)を新聞やテレビで伝えられ、日本国民は「そうだ!」、「いや違う!」と熱く議論する。馬鹿みたいに思えてきた。いくら考え議論しても、その元になる情報が嘘や不正確であれば、導き出される結論も不正確なものとなる。だから多くの情報を得ることが重要だといわれるが、その中のどれが本当に真実なのか、そして得られた情報がすべてなのか(偏った部分的な知識のみではないか)の判断も不可能だ。思考の前提となる知識によって結論はどうにでも変わる。