世界中の有名スポーツ選手やマスコミ、世界大会主催者たちは、大阪氏が「うつ病」になっていたという前提でコメントを出している。

 彼女がうつ病だったというのは本当のことなのか、世界中がだまされていないか、まずそこの事実関係がはっきりしたのちに、各自が意見を言ったり議論をしたりしないと、事実ではない前提で不的確な意見を言ったり議論をしたりさせられることになる(通院して、薬も飲んでいるか等)。うつ病というのは非常に大変な症状で、彼女はよく知らないまま、性格的に悩んで落ち込んでいる状態をうつ病と言った可能性もある。

 面倒なことは性格的にやりたくない(できない)、非常に苦痛だという人は、世の中にたくさんいる。特に最近の若い人達の半分以上はこのタイプではないだろうか。自分の主張を通すために(そうしないと自分の立場がなくなるから)、嘘でも言うだろう。今回の問題は、世界中のスポーツ大会を巻き込むような重要で大きな問題ではなく、一現代っ子の扱いの問題であると私は思う。彼女が過去に大きな大会で優勝したことは、彼女の主張の正当性の裏付けにはならない。