ミャンマーで身柄を拘束された日本人記者が突如解放された。
それと同時に、日本政府はミャンマーに対して4億3千万円の無償支援を決定したという報道も流れた。
ミャンマー側は、解放の理由について「ミャンマーと日本政府の良好な関係を維持するため」と話している。
良好な関係を維持するために開放したのではなく、4億円と引き換えに交換しただけであろう。1人の身代金として4億円もとったことを日本は忘れない。良好な関係どころか、日本政府は今後二度とかかわり合いたくないと思っているのではないだろうか。
4億円は国民が払った血税だ。戦場ジャーナリストたちは、個人的な興味や願いで危険地帯に行くのであれば、身の安全も個人の責任で守らなければいけない。一人の個人的な思いや行動に対して、日本国民全員で補償を負うのは理屈に合わない。海外の危険地帯では何が起こるかわからない。記者やジャーナリスト、観光客などで死にたくない人や多くの他人に迷惑をかけたくない人は、行かない方がよいだろう。