1、意図的に良くないこと、不適切なことをやった政治家に対して、そのことを指摘すると、「記憶にない」と言ったり嘘を言ったりするか、あるいは逃げられない場合には仕方がなく行なった理由や経緯を話す。「だから仕方がないだろう」と言わんばかりに・・・。やった理由を語り開き直られても、「それなら悪くないね」とはならない。行なった行為が良くないということである。理由だったら、泥棒にだって「ほしかったから」という理由がある。理由や経緯を話すのではなく、「悪いことをしました。申し訳ございませんでした。悪事は二度としません」と結論と謝罪を述べれば、聞いている側も「なるほど、その通りだ」と納得できる。
2、悪事がバレると、政治家は「仕事を通じた信頼回復に努めていきます」「逃げずに引き続き仕事を一生懸命やることが私の責任です」という。それが適正なら、公務員や企業における懲戒処分の存在がおかしくなる。つきつめれば、犯罪者の逮捕や拘置所なども不要となる。政府の間違った発言を許す(認める)野党やマスコミの責任は重い。
3、同じく悪事がバレると、政治家は「国民に誤解を与えるような行動をして、申し訳ございません」と、国民が真実を理解できず誤解しているという。突然、全く関係のない国民のせいにされ、国民は「えっ、何が起きたの?」という感じだ。自分の不適切な言動をいきなり国民のせいにするのはやめてもらいたい。
4、「国民のために」を強調する政治家ほど、能力がなく(外交や経済、災害等での成果を出せない)、不適切な問題行動も多い。政治家は国民からお金をもらって国民のために働くのが仕事なのだから、当たり前のことを繰り返したり強調したりする必要はない。これを言うと、「国民がひっかかる」、「自分の株が上がる」という思いなのだろうか。強欲な悪党に見えてしまうので、もう言わないでもらいたい。国民が自分たちのために政治家に支払った給料分の結果を、政治家たちは淡々と出していけばそれでよい。パフォーマンスも嘘も圧力も犯罪もいらない。