散歩のために公園に行ったりスーパーに買い物に行ったりするが、毎日必ずマスクをつけていない人を見かける。10人前後であろうか。その人々は全員人生の先輩である高齢の人達だ(見た感じでは50歳~80歳位)。若者や中年の人達でマスクをつけていない人に出会うことはまず無い。なんでだろう・・・。
「他人に迷惑をかけない」。社会においては、これがすべての前提となる。
最近、「老害」という言葉をたまに聞くが、あまりよい気分にはならない。しかし、火のないところに煙はたたないだろう。我が身を振り返ることが大切だが、それができないこと、振り返っても確信犯で「やってやれ!」と思うことが問題だ。高齢になってから変わることは至難の業である。これまでの自分を否定することにもなる。つまり、なるようにしかならないということか。
数十年前は、厳しい高齢者たちが若者を注意したり諭したりした。高齢の政治家たちの嘘や詭弁、責任逃れも常態化しておらず国民のために一生懸命やっていたように思う。若者たちの周りや社会には師がおり手本があった。今は、逆にまだ未熟な若者や青年たちが、年配者や政治家の面倒を見ているような感じである。
子どもが荒れるのは目標となる人に出会えていないからだともいわれる。高齢者の人達にはもっとプライドをもって頑張ってもらいたい。