橋本新会長は、過去の自分のセクハラ・パワハラについて、反省していると述べ、これから頑張ることで理解してもらいたいということだった。
森前会長は、自分の男女差別発言について、反省していると述べ、辞任した。
男女差別発言に比べ、セクハラ・パワハラ行動は違法性がより強い一発アウトの行いだ。
なぜ、橋本氏の行動は許されて、森氏の発言は許されないのだろうか。両者の違いは何であろうか。女性たちは本当に男女差別をなくしたいと思っているのであれば、この逆差別にもっと怒った方がよいだろう。それのないことは、日本人の女性にも男性にも根深く男女差別がしみこんでいる証左でもある。
そもそも、日本において何が男女差別にあたるのか、多くを列挙することすらできないように思われる(自覚ができていない差別が多い)。さらにいうと、すべての男女差別がなくなることを、日本人の男性と女性は本当に望んでいるだろうか。
男女の差別意識を無くすためには、人間が持つ他の差別意識やひいては「欲」という仏教的?問題まで解決する必要があるように感じる。日本人や日本社会の中から差別意識を無くすことは非常に難しく、非常に長い年月を要することだろう。というよりも、欲まみれの「人間」にとっては現実的に不可能に近い。目立つ差別だけを形式的に「だめだよ」とするとろこに落ち着くのだろうし、とりあえずはそれしかない。