森会長の辞任を受け、フランス紙のル・モンドは「日本に根づいている男性優位主義の象徴」との見出しで森氏をとらえて、今回の発言は口を滑らせたわけではなく、性差別は常に日本の政界にある、などと報道した。
日本の国民もマスコミも政治家も評論家などのすべての日本人をはじめ世界の多くの人々が「森氏が悪い」と断じ、このブログで言い続けてきた「森氏が悪いのではなく日本社会がそうなっているのだ」という私の感覚がおかしくなったのかと少し心配にもなったが、ようやく皆が目を覚ましはじめ、流れも変わり始めたように思う。
やはり、客観的に外から見ると、フランス紙の分析のようになるだろう。フランス紙は、よく冷静に分析してくれた。
あえてフランス紙の主張に付け加えるなら、性差別は政界だけではなく、日本人の男性と女性(具体的な内容は以前のブログに記載)、そして日本社会(家庭を含む日常生活や一般企業をはじめとした職場など)全体にしっかりと根付いている。これを変えるためには、百年近くの年月か、あるいは強力な外圧しかない。これを機に、海外のメディアは日本におけるあらゆる差別について徹底的に非難してもらいたい。そして世界中の人々にとって理想郷となるような日本を世界の人々の手によって作ってもらいたい。日本人は自分たちで変えることはできない。例えば、麻生氏や二階氏、安倍氏、森氏など日本のリーダーたちが、強力な外圧なしで、傲慢で頓珍漢な発言や不適切な発言をしなくなることが想像できるだろうか。世界はしっかりと日本を批判してもらいたい。