ロンブーの田村淳氏が、「強引に五輪をやって、誰が幸せになるんだろう」と発言していた。

 世界中のオリンピック・パラリンピック出場選手たちに決まっているだろう。もともとスポーツ選手のための大会であったものに、金や売名を目的に団体や企業、芸能人たちが群がってきただけの話である。今回は選手たちのために、イベント的なものは一切やらず試合だけでもよいから、オリンピックに出場しオリンピックメダルを目指して戦った(できればメダルを取った)という事実を与えてやりたいものである。

 むしろ、この機会に1度オリンピックの原点に立ち返ってみるのもいいのではないだろうか。そこから新しい方向性が見えてくるかもしれない。アメリカのメディアなどはかなりの収入が入ると聞いたが、オリンピックから利権を排除し徹底的に簡素化してみるのも、今の時代においては意味があるかもしれない。

 それよりも彼は大学院に入学してから、テレビやラジオに出る回数が非常に増えた。もちろん、お笑い以外の仕事だ。慶応大学大学院は、そんなに研究をしなくても良い所なのだろうか。どこの大学でも院生というものは、寝る時間と食事時間以外は海外の膨大な文献(先行研究)と格闘しながらずっと研究をしているはずだ。慶応大学は、面接試験でまんまとお笑い芸人仕様の口のうまさにだまされ、単に学歴を得ることに利用されただけのようにみえる。「慶応大院」の威光を仕事で利用するためにおそらく彼は修業年限の上限まで在学しようと思っているだろうが、慶応大学大学院の名誉や他の慶応大院生たちのためにも、彼はすぐに大学院をやめた方がよいだろう。芸能人としての影響力と高学歴を持ってしまった彼が、短絡的な意見(部分的正論)を世間に流布するたびに、このようなことを思うのである。