内閣官房のホームページを見ると取り組みのお願いとして、「住民の皆様には、不要不急の外出や移動について、感染拡大予防のため、自粛を要請します」とある。
しかし一方で、「不特定多数が集まるようなイベントは、(中略)規模などの要件に沿った開催を要請いたします」、「飲食店やカラオケボックスなどへ、営業時間の短縮(営業は20時まで、酒類の提供は11時から19時まで) を要請いたします」、「また、遊戯場や大規模な店舗などに対しても、飲食店と同様の働きかけ(営業は20時まで、酒類の提供は11時から19時まで)を行います」とある。つまり、イベントに行ったり、20時までなら居酒屋やカラオケ店、遊技場、大規模な店舗に行ったりしてもよいということだ。
どういうこと? 不要不急の外出をしないほうがよいのか、それとも不要不急の外出をしてもよいのか、わからない。これでは国民も「政府はいい加減だな」と判断して、自由に動き回るだろう。国民の行動を促しているのは、これまでも、そして今も、政府の発表や振る舞いであろう。
菅総理大臣は解散時期を聞かれると、「仮定の話にはお答えできません。いずれにせよ今はコロナ対策、これに全力で取り組んでいきたいと思います」という。しかし重要なことは、誰がトップリーダーとして全力で取り組むのかと言うことである。わかりやすく言うと、仮に小学生がリーダーとしてコロナ対策に全力で取り組めば取り組むほど速度を上げて間違った方向へ進み、事態はどんどん悪化していくということだ。