自粛中の日曜日の午前中、多くの人がテレビを見ているだろう。今日の「サンデー・ジャポン」で、約90人の年越しパーティーを主催したデビ夫人が出演し、政府や都知事たちの要請内容と逆のことを力説していた。影響力のある人なので、それをみて、そうだと思った人もいるのだろう。出演者の杉村太蔵氏はおかしいと少し指摘しすぐにデビ夫人に止められていたが、その他の出演者はデビ夫人に忖度してフォローしたり口をつぐんでいた。

 それを聞いていた司会者の太田光氏も興奮状態で、支離滅裂で何を言っているかわからなかったが、長い時間コロナについていろいろなことを吐きだしていた。大まかな印象としては、デビ夫人の行動を容認するようなことだった。この自粛を頑張ることに反対な2人だけの意見で、そのコーナーは終わった。偏ったアナウンスのコーナーとなってしまっていた。専門家や医師、都や県知事など、反対側の意見を放映する時間も必要であった。

 緊急事態宣言時に、専門知識や多くの正確な情報を得ていない芸能人や大規模なパーティーをマスクなしで行なったりするような芸能人を出演させ宣言内容に合わない主張を全国民に訴えさせて、感染拡大防止策を結果的に妨げている放送局の責任は、追及されるべきだと思う。芸能人にもいろいろな人がいるので、そういう人がいても仕方がないとは思うが、緊急事態宣言内容に反する人達の意見だけを全国に放送して世論操作をし、感染拡大をさせる放送局は悪いと思う。

 今、日本は非常に危険な状況であり、命の選別が行われようとしている。全国民が一つにまとまって全力で取り組まなければいけない。一つにまとまるのはもちろん経済に向かってではない。芸能人たちも、今の病院の状況など、正確な情報をたくさん得てから全国に訴えてもらいたい。放送局も宣言が解除されるまでおとなしくしていてもらいたい。プロデューサーの妻が感染して呼吸困難になったとても入院できず、保健所から今は自分で何とかするしかないと言われるかもしれないのである(実際に起きている話)。芸能人やテレビ関係者には、国の危機であることがまだわかっていない人がいる。