菅総理大臣が記者会見やテレビに出演し質問を受けた時、的確に答えることは無い。理由を考えてみた。
①質問に対しても、ペーパーから使えそうな部分を探してそれを読むため、質問内容に対応していない。本人もそれがわかっているため、読んだ後に必ず「いずれにせよ、しっかり取り組んでいきたいと思います」「いずれにせよ、専門家のみなさんと相談してやっていきたいと思います」と付け加え、結果的に何を聞いても、しっかりがんばる、誰かに聞いてやっていきたい、という同じ答えになってしまう。
②ペーパーにないことは、「仮定の話は考えていない」や「(理由をつけずに単に)~と思います」と抽象的な一言の感想で終わらせてしまう。
③(年末会食や入国規制の緩和など)感染拡大の行動や方針、対応が後手後手になっていることについて問われると、自分がそう思った理由を話し、だからそうしたと正当化してしまう。まさしく「泥棒にでも(だってほしかったんだもんという)理由はある」となってしまっている。これを許可してしまうと、すべてが正当化できることになる。
総理大臣の周りに有能なスタッフが何人もいて、そのスタッフが的確な方針や政策を決め、国民の心に響く素晴らしい原稿を作り上げ、それをカリスマ性とプレゼン力に優れた総理大臣がアナウンスするというのが理想なのだろう。菅総理には、その両方が無い。本人も苦しいのだろうが国民も非常に迷惑である。両者にとって良く無い状況だ。